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太鼓

歴史と特色

慶長14年(1609年)加賀藩主が播磨から革細工の名人と言われた佐衛門五郎を金沢に招いたのが始まりと言われている。 加賀藩は外様大名であったため、武芸より文化芸能に力を入れたことで、軍事用の外、能楽、雅楽、神事、仏事、祭礼用の楽器として太鼓の需要が多かった。 明治以降も順調で、昭和初期には県内で10軒程度が製造していたが、第2次世界大戦中1軒に整理され、現在も伝統技術を伝えている。
原木のケヤキ、セン等の乾燥から始める一貫作業で、皮の処理に昔ながらの技法を用いることや、霊峰白山より流れる手取川の水質がよいため、皮が丈夫で音が良いことで全国に知られている。 特に、胴の長さ2.5m、皮の直径2m以上の大太鼓も製作し注目を集めている。

製作工程

情報

主な生産地 白山市
主な製品名 長胴太鼓
主な生産者
(株)浅野太鼓楽器店
〒924-0051 白山市福留町587-1
TEL.(076)277-1717
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