15世紀中頃、小松長吉によって始められ、17世紀初めに6代目長次が出て名声を博した。
19世紀中頃には、湊屋村次郎が色物堆黒[ついこく]の技術で美川仏壇を一躍有名にした。
丁寧な製作を基本とし、堅牢で美麗なことで知られている。特に、堆黒は型板から文様を造りだすもので他にはみられない。
また、秋田ヒバ、イチョウを使った太く丈夫な木割や錆地[さびじ]による堅牢な下地塗をもとに、蛇腹細工、籾がら虫喰塗、螺鈿[らでん](青貝塗)、金模様打金具など美川仏壇独特の技法が伝えられている。

主な生産地 | 白山市 |
主な製品名 | 仏壇 |
主な生産者 |
美川仏壇協同組合
〒929-9222 白山市美川新町ル86
TEL.(076)278-2275 |