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七尾仏壇

歴史

応永16年(1409年)能登の守護職として入国した畠山氏は、京都文化を積極的に取り入れ、指物、彫刻、蒔絵、製箔などの工芸の振興を図った。 その後、前田利家の七尾入城と共に多数の職人が移り住み、仏壇の製作のみならず神社・仏閣の再興に活躍したと言われている。
元和2年(1616年)の七尾の地図には、塗師[ぬし]町、木町、大工町等の名が見られる。 七尾では、仏壇店のことを「ぬしや」と呼ぶことから、このころから仏壇製造業者が定着していたことがうかがえる。

特色

七尾仏壇は、長い歴史をもつ七尾の文化を表している芸術品です。現代では数少ない完全な職人による温かみのある手作り仏壇で、堅牢で荘厳華麗な作りです。
材料には、狂いが少なく長持ちする能登アテ、能登ヒバの木が使われます。製品は状態の悪い道での運搬に耐えられるように、堅牢に仕上げてあります。 本体はすべてほぞ組で、塗り加工は「錆(さび)仕立」で上質な漆を使用し、金具はすべて手打ちで仕上げてあります。
多くの工程が手作りの仏壇でほぞ組、堅地塗りなので、数回の分解修理に耐えることができます。

製作工程

情報

主な生産地 七尾市・中能登町
主な製品名 仏壇、神輿
主な生産者
七尾仏壇協同組合
〒926-0802 七尾市三島町70-1
TEL.(0767)54-8888 FAX.(0767)54-8811
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