260 1人1票制の場合の累積投票等について |
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質問事項: |
役員の選挙権を1組合員1票とする協業組合では、理事の選挙に累積投票を採用できないか。
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回答内容: |
累積投票とは、協業組合で理事を2人以上選任するときに、各組合員に1選挙権につき選挙される理事の数と同数の選挙権(3人の理事を選出する選挙のときは、1選挙権につき3票)を与え、各組合員がその選挙権を1人に集中して投票しても、また数人に適宜に分散して投票することもその自由にまかせ、その結果得票数の多い者から順次所定の員数までのものを当選者とする制度をいう。このように累積投票制は1人の組合員が複数の投票を行うことになるので、役員の選挙について1人1票制をとる協業組合では累積投票制を採用することはできないと解されている。
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