石川県金融円滑化特別融資制度の創設

 県は、昨年末に第二地銀の石川銀行が破たんしたことを受け、金融機関の破たんで取引先の中小企業の資金繰りが悪化しないようにする新たな制度融資「県金融円滑化特別融資制度」を今月7日に創設しました。
 この融資制度は、破たん金融機関と取引がある中小企業が対象となっており、原則無担保ですが、県信用保証協会の信用保証を必須とし、5000万円を限度額に1.85%(今月7日現在)の低利で設備・運転資金を貸し付けます。
 返済期間は7年以内で、うち利息のみ返済する据え置き期間を2年以内で設定できるほか、同保証協会への保証料が0・7%(通常1%)になっています。
 今年度末までの融資枠は120億円で、石川銀行の事業譲渡・破たん処理が完了してから1年間は制度が利用できます。

石川県商工労働部経営支援課
石川県金融円滑化特別融資制度の創設